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2005-3 第4回
「デンタルショー」

今年は今世紀最初の万国博覧会『愛知万博』の年。私の思考回路では、万博=大阪万博=太陽の塔・月の石が今だに思い出されます(行ったワケではないのに)。今回のタイトルは『愛・地球博』。私にはよく意味がわかりません(笑)しかしそういえば十数年前に民間から宇宙飛行士となった秋山さん、今は農業をやっていらっしゃるとか。このHPを管理してくださっている会社の社長さんも『パソコンに向かう時間を減らせたらその分、土いじりがしたい』とおっしゃっておりました。宇宙・ハイテクの果ては、土のある地球…なのでしょうか?高校の同級生・若田に会ったら聞いてみたいな(笑)
『歯の万博』とは呼びませんが歯科業界の展示会『デンタルショー』なるものが、定期的に各所で開催されています。小さい会は会議室程度のスペースで、世界規模のものだと東京ドームが使用された事もあります。新製品が手に触れられ、実際に操作・使用もできる、我々にとっては有意義な場であります。
先日も某業者の主催したミニデンタルショーへ行ってきました。講演もあり、最近発売された『歯のマニキュア』について聴いてきました。マニキュアと言うだけあって、塗った感触は治療というより『お化粧』。なんかエステシャンになった気分の様な…しかし立派な医療商品です。自然な色にはなりませんが、本当にその場で白い歯に出来ます。導入しようか、検討中です。
この商品で気になった取り扱いステップに『剥がす事』という項目があります。せっかく白くなったんだから、無理に剥がさなくてもいいのに…と思いましたが、講演者の『マニキュアだから、剥がさねばいけないのだ』との説明には納得させられました。
一時、数週間だけでもいいから白い歯を!と希望される方には朗報かと。
大規模なショーへ行くと、大手歯科機材メーカーのまるでモーターショーを思わせる様な大ブースが目をひき、試供品を大盤振舞している場所に人が群がります。その一方、一坪程度のスペースで数名の社員にて展示されている小ブースも多数あります。この様な小ブースには、時に怪しげな『発明品』っぽいモノがあったりして、楽しくみられる事もあります。
意外と混雑しているのが『書籍』のコーナー。一般書店にはおいていない、一冊数千〜数万円する学術書が多数『立ち読み』できる場なので、私もこれは利用しています。
小さなショーでの『目玉』は、特価特売品でしょう。大きなショーでは書籍以外の即売は通常ありません。大きなショーの魅力は何と言っても大量の展示物。しかしそれより楽しみなのは・・・地方の知人とバッタリ会ったりする事。ちょっとした『同窓会』へ行く様な、そんな気分です(笑)


『歯の博覧会』少しはイメージできましたか?


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