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2006-5 第25回
「牛乳」

五月も終盤、GW気分もどこへやら?。来週はもう衣替え。
今年は5/7が休日診療担当だったため、私のGWは5/5まででした。
3連休を利用し、近場へ一族でバス旅行へ行きました。天気に恵まれ、海の幸にも恵まれ、おまけに渋滞にも恵まれ(笑)。
海で自分で釣った魚の鮮度はバツグン。刺身・フライ・鯛飯…一週間後の塩焼きまで美味でした。

四月の診療報酬改定から約二ヵ月、だいぶ慣れてきましたが、今でもまだ修正改正が続いており、すっかり落ち着くにはまだ時間がかかりそうです。
そして、すっかり慣れた頃にはまた改正…そんなところでしょう(苦笑)

慣れといえば四月半ば、自宅近所に大型ショッピングセンターがOPEN。
完成前までは私は歓迎してませんでした。
道は混むだろうし、騒音も…しかし、今ではかなりの常連さんに。
というのも、周辺歩道が整備され、新しいWALKINGルート(勝手に)ができたためです、それもとても便利な。雨なら店内を歩き、トイレもあり水も飲める(お店の人、ごめんなさい)、家内の用事・買い物も引き受けられる(笑)。すっかりお気に入りです。

梅雨はまだ先だというのに今年のこの時期、雨の日が多く日照不足がいろんな部分に影響が出ている様です。
野菜の価格も上がり、我が家では部屋乾しの洗濯物。カメは甲羅干しできているのかな?
カメの甲羅干し、これは殺菌効果と丈夫な甲羅をつくるために必要です。
が、実は人間にとっても陽にあたる事は必要な事です。
太陽光の、ある波長の光がビタミンDを作るために必要なのです。
ビタミンDといえば、カルシウム吸収に関与しているビタミン。カルシウムと言えば牛乳…

やっと本題に辿り着きました(笑)

私にとって、牛乳といって思い出されるのが、学校給食。
ちなみに私は『牛乳嫌い』の人間でした。
乳幼児の頃から親兄弟も認める乳製品嫌いだった私、最近でも学校健診の際に昼食としてご馳走になる給食でしか牛乳を飲む機会もなく、一生涯牛乳を美味しいと思わず過ごすつもり・ハズでした。が・が・が、今年四月になり突如牛乳を毎日飲む人間に急変!何があったか?と言われても何も思いあたらず。
ただ突然飲みたい衝動にかられ…今では毎日500ml欠かさず飲む『牛乳ファン』に。いや〜、自分でもフシギ…

ハナシがまたとんでしまいました(;^_^A
本題、牛乳にはカルシウムやタンパク質他の栄養が含まれる事は皆さんご周知でしょう。
中でも『カルシウム』は人の身体に最も多く存在するミネラル分です。
そのほとんどが骨にあります。
歯や骨を丈夫にするためカルシウムを摂る・牛乳を飲む事は大変有効と思われます。
が、牛乳飲み過ぎはかえってカルシウムの吸収を悪くするそうです(牛乳中のリンの働きによる)。

また、野菜類の中にもカルシウム吸収を妨げる物があるとの事。
何でも摂れば摂るほど…とはいかない様。そして、さらに気になる記述を発見。
『牛乳不要論』…牛乳は子牛のための乳であり、本来人間用ではない(ごもっとも)。
哺乳類は成長すると乳を必要としなくなる(たしかに)。
戦後、牛乳の消費は増加したが、骨そしょう症も増加したとの報告もあり、牛乳でカルシウムが摂取できているか疑問(う〜ん…)
なんとなく納得してしまいました。
が、乳製品を多く摂っている人たちは歯が丈夫である、との報告もあり、こと『歯』に関しては牛乳はよろしいかと。
牛乳に含まれる歯を丈夫にする成分は、『リカ○デント』にも使用されているくらいですから。

亭主カメがいなくなり、雌カメ・2匹が寂しそう…この夏は婿を捕獲に行かねば…


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